北斗晶:自宅で退院報告「やっと一歩前に進める」 今後は治療に専念

退院報告会見を行った北斗晶さん
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退院報告会見を行った北斗晶さん

 乳がん手術を受けたタレントの北斗晶さんが3日、病院を退院し、埼玉県吉川市の自宅兼事務所で会見を行い、入院前の最後のテレビ出演となった先月22日放送の番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)以来、11日ぶりに元気な姿を見せた。北斗さんは「これから抗がん剤治療が始まるんですけど、やっと一歩前に進める」と心境を語った。

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 北斗さんは先月23日に公式ブログで乳がんであることを告白。翌24日に右乳房全摘出手術を受けていた。今回の手術で右脇のリンパに転移が見つかり、北斗さんは「(腫瘍が)悪性だったので、(脇の)周りの神経を全て取ってしまったので、いまは右脇の感覚が全くない」と報告。現在痛みは「あまりない」と語った。

 今後は治療に専念するといい、抗がん剤治療は11月ごろから約半年間、8回くらいの投与を予定し、その後は放射線治療など段階を踏んで治療を続ける。その間、北斗さんはメディアの前に登場する予定はないといい、報道陣からの「待ってます」との呼びかけに笑顔で応えた。

 会見は、北斗さんからの「自ら退院を報告したい」という申し出によって実現し、夫で元プロレスラーの佐々木健介さんも登場。体調を考慮し、30分ばかりの予定だったが10分ほど時間をオーバー。北斗さんは「(がんと分かって)私、死ぬんじゃないかって、不安で不安で眠れなかった。そんな時に(佐々木さんが)ずっとだまってそばにいてくれて、『そばにいてくれるだけでいい』ってこういうことなんだなって」と涙ぐみながらも、佐々木さんに感謝していた。

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