これも学習マンガだ!:里中満智子らが選書した100作をあす発表

「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」の選書委員会の様子
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「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」の選書委員会の様子

 マンガ家の里中満智子さんらが携わり、学びにつながるマンガを普及していく事業「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」(日本財団主催)で選書したマンガ100作品のタイトルが6日、発表される。

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 同プロジェクトは、エンターテインメント作品としてのマンガが、子供たちや若い世代の学びへの意欲や関心を高めるきっかけや社会問題への興味の入り口になることを目的に、マンガの持つ「楽しさ」「分かりやすさ」「共感力」に着目し、新しい世界を発見できるマンガや学びにつながるマンガを選出、発表、普及していく事業。歴史や人物伝をはじめとする学習効果向上を目的に出版された既存の「学習マンガ」とは異なり、“学び”という観点で一般作品の中から新たに“学習マンガ”を選ぶのは初の試みとなる。

 100作品は、「天上の虹」などを手がけ、2006年に日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した里中満智子さんや「宇宙兄弟」などの編集者として知られる佐渡島庸平さん(コルク代表取締役)ら有識者9人による選書委員会によって、文学(7作品)、生命と世界(8作品)、芸術(9作品)、社会(11作品)、職業(13作品)、歴史(15作品)、戦争(7作品)、生活(4作品)、科学・学習(8作品)、スポーツ(8作品)、多様性(10作品)の全11ジャンルに分けて選定した。

 6日に東京都内で開催される会見では、100作品のタイトル発表と楽天ブックスや書店、マンガ施設、図書館などと連携した展開について発表する予定。

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