勇午:シリーズ完結 21年の歴史に幕

「勇午-Final-」のイラスト=講談社提供
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「勇午-Final-」のイラスト=講談社提供

 すご腕の交渉人(ネゴシエーター)の活躍を描いたマンガ「勇午」シリーズの最終章となる「勇午-Final-」が、10日発売の「イブニング」23号(講談社)で最終回を迎えた。1994年にアフタヌーンで連載が始まってから21年間にわたる連載に幕を下ろした。

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 「勇午」は、真刈信二さん原作、赤名修さん作画のサスペンスマンガ。多くの言語を操り、優れた判断力と観察力、タフな精神力を持つ男性・別府勇午が、世界各国から来る依頼を受け、宗教や政治などがもたらす難題に突き当たりながらも、一見不可能な交渉を成し遂げていく……という内容で、テレビアニメ化もされた。

 シリーズ最終章では、トルコを舞台に、人類同士の大量虐殺を阻止するために正体不明の人物と接触するべく奮闘するという物語が描かれた。コミックスの最終巻は12月発売予定。

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