お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんと小沢一敬さんが、東京都内で行われた超能力者をテーマにした米連続ドラマ「HEROES（ヒーローズ）」シリーズの最新作「HEROES Reborn／ヒーローズ・リボーン」の大ヒット配信記念イベントに、同シリーズで「時間を止める能力」を持つキャラクターを演じてきた俳優のマシ・オカさんと登場。スポーツも大好きだというマシ・オカさんは井戸田さんに「（日本男子ラグビー代表の）五郎丸（歩）選手に似ているそうですね」と、付けひげをわたしてネタ振り。「今日は忙しいな……」と渋る井戸田さんは、お決まりの“五郎丸ポーズ”をまねるが笑いが起きず失敗に終わると、マシ・オカさんに「時が止まった」とフォローされた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　イベントでは、日本のお笑いが大好きだというマシ・オカさんが新たな超能力者を探しているという設定で行われ、井戸田さんは、マシ・オカさんにネタ「ハンバーグ師匠」を披露したが失笑され、「シュールな笑いだけではハリウッドデビューはきつい」と言われる。さらに井戸田さんは、スピードラーニングで学んだという流暢（りゅうちょう）な英語の発音を披露しようと米女優の名前を言うが、マシ・オカさんに「そこはハンバーグじゃないんだ」とつっこまれ、「めちゃくちゃいじってくるタイプじゃん。もうやめて」とたじたじだった。
　
　また、MCから「時が止まるくらいロマンチックな甘い言葉を投げかける超能力を持っているのでは」と聞かれた小沢さんは「僕にそんな特別な能力はないですよ」といいながら「けれど実は皆が能力者、皆がヒーローズ。これから出会う人を誰よりも愛する能力を持っているじゃないですか」と“小沢語録”を決めると、マシ・オカさんが思わず「あまーい！」と同コンビの“おなじみのネタ”を見事に披露し、会場をわかせた。

　「HEROES Reborn／ヒーローズ・リボーン」は、全米で2006年から放送がスタートし、日本でも大ヒットしたテレビシリーズ「HEROES／ヒーローズ」の新シリーズ。特殊能力を持つ“能力者”たちの存在が明るみに出てから5年後が舞台。米テキサス州オデッサで凶悪テロが発生。その原因とされ、世間から逃れて暮らすことを余儀なくされていた能力者たちは、やがて、数々の活躍を繰り広げてきたかつての能力者たちと出会い、彼らと力を合わせて巨大な陰謀に立ち向かっていく……というストーリー。ドラマは動画配信サービス「Hulu」で配信中。