アニメ1週間:「虐殺器官」が製作継続 AGFに過去最高の6万3000人

製作が継続されることが決まった「虐殺器官」のビジュアル(C)Project Itoh/GENOCIDAL ORGAN
1 / 1
製作が継続されることが決まった「虐殺器官」のビジュアル(C)Project Itoh/GENOCIDAL ORGAN

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(8~15日)は、
7、8日に東京・池袋で開催されたイベント「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)2015」に2日間で過去最高となる約6万3000人が来場した話題や、製作体制の見直しのため、公開延期が発表されていた劇場版アニメ「虐殺器官」の製作が継続されるニュースなどが注目された。

あなたにオススメ

 2011年に放送されたテレビアニメ「ラストエグザイル -銀翼のファム-」の劇場版が16年2月6日に公開されることが10日、明らかになった。劇場版は、テレビアニメ版を再構築し、約100カットの新カットを加えるほか、一部せりふを新録する。キャラクターデザインの村田蓮爾さんが描き下ろしたビジュアルも公開された。

 11日には、歌手で声優の水樹奈々さんが今年、歌手デビュー15周年を迎えることを記念して、12月5日深夜にNHK・BSプレミアムで特番「水樹奈々 15th ANNIVERSARY 77分生放送スペシャル!(仮)」が生放送されることが分かった。番組では、水樹さんのライブを生放送し、水樹さんのライブツアーでもおなじみのバンド「Cherry Boys」も参加する。

 12日、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中のマンガが原作のアニメ「テラフォーマーズ」の続編「テラフォーマーズ リベンジ」が2016年4月から放送されることが分かった。同日発売の「週刊ヤングジャンプ」50号で発表された。

 13日、アニメ制作会社「マングローブ」の経営破綻に伴う製作体制の見直しのため、公開延期が発表されていた劇場版アニメ「虐殺器官」の製作が継続されることが明らかになった。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の編集長も務めた山本幸治チーフプロデューサーが新スタジオ「ジェノスタジオ」を設立し、製作を担当する。村瀬修功監督らメインスタッフが続投し、2016年の完成を目指して製作される。公開時期は未定。

 アニメや“乙女ゲーム”などの女性ファンをターゲットとしたイベント「AGF2015」が7、8日、東京・池袋で開催され、2日間で過去最高となる約6万3000人が来場したことが分かった。AGFは2010年から開催されており、今年は6回目で、これまでの最高来場者数は昨年の約3万人だった。主催のアニメイトによると、当初は来場者を約5万人と見込んでおり、想定を大きく上回った。AGFは、新作アニメやゲーム、マンガのブースが出展されるイベント。今年は、過去最多の115の企業、団体が出展した。

アニメ 最新記事