アナウンサーへの登竜門といわれている「ミス慶応」を決めるコンテスト「ミス慶応コンテスト2015」が23日、慶応大学三田キャンパス(東京都港区)で行われ、グランプリに経済学部経済学科4年の小川真実子さん(22)が選ばれ、準グランプリに北海道出身で法学部法律学科3年の松代杏奈さん(20)が選ばれた。2人は授賞式後、取材に応じ、小川さんは今後の進路について「アナウンサー試験は残念ながら落ちてしまったので、一般の商社で働くことが決まっています」と話した。
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小川さんはアナウンサースクールに通いながらアナウンサーを目指していたといい「ミスの応募時期が、ちょうどアナウンサー試験の結果がわかった後でした」と振り返り、「同じスクールに通っていた人が内定したけど、受かった子は納得がいくようなタイプの子だった。自分には足りないところがあったんだと思う」と自己分析。趣味は、仏画を描き移す「写仏」で、「写仏をしているときは頭がからっぽになる。アナウンサー試験の時期はいろいろと頭がごちゃごちゃしていたので、集中するためには最適だった」と振り返っていた。
今後について「仕事をがんばってばりばり働きたい。仕事はこの人に任せていれば大丈夫と思われたいし、周りをなごませられるような存在になりたい」と意気込んでいた。
また、準グランプリの松代さんは進路について「もう3年生の後半ですが、実は就活のことを考えていない。ミスコンが終わってから考えるつもりだった」と話し、「登竜門とはいわれているけど、アナウンサーになることは今まで考えていなかった。一般企業が第1志望になるのかなと思います」と話していた。
同コンテストは今年で31回目。過去には、フリーアナウンサーの青木裕子さんや中野美奈子さん、フジテレビの秋元優里さん、テレビ東京の秋元玲奈さん、テレビ朝日の竹内由恵さんなどが出場した。この日はミス候補6人が登場。ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんがデザインし、それぞれの個性に合わせた色のイブニングドレス姿で、半年にわたるミスコンの活動を振り返り、ここまでの思い出や将来の夢や今後のビジョンを明かした。また、家族や友人などに対する感謝の手紙を涙ながらに読み上げた。