ちばてつや:「ビッグコミック」で自伝マンガ連載へ

ちばてつやさんの新連載「ひねもすのたり日記」を告知する「ビッグコミック」24号の誌面=小学館提供
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ちばてつやさんの新連載「ひねもすのたり日記」を告知する「ビッグコミック」24号の誌面=小学館提供

 「あしたのジョー」や「おれは鉄兵」などを生み出したマンガ家・ちばてつやさん(76)が、25日発売の「ビッグコミック」(小学館)2016年1号から新作「ひねもすのたり日記」の連載を始めることが9日、明らかになった。自身の過去と現在を描く「自伝ショートエッセイ・コミック」になるという。

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 ちばてつやさんは、1939(昭和14)年生まれ。45年の終戦後に中国から引き揚げ、50年に友人の作る同人誌「漫画クラブ」に参加し、56年にプロデビューを果たした。「あしたのジョー」や「おれは鉄兵」以外にも、「紫電改のタカ」「あした天気になあれ」「のたり松太郎」など多くの人気作を生み出した。

 10日発売の「ビッグコミック」24号次号予告ページでは、新作のイラストと共に、「巨匠ちばてつや、18年ぶりビッグに帰還!!!!!」と告知されている。

 近年では、「ゲゲゲの鬼太郎」の故・水木しげるさんや、「聖闘士星矢」の車田正美さん、「海月姫」の東村アキコさんら実績のあるマンガ家による自伝マンガが執筆されており、ちばさんの作品も注目されそうだ。

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