女優でタレントの黒柳徹子さん(82)が9日、“その年にユーモアで貢献し、世の中に明るい話題を提供した人”に贈られる「平成27年度ゆうもあ大賞」(ゆうもあくらぶ主催)に選ばれ、東京都内で行われた表彰式に出席。大みそかに行われるNHK紅白歌合戦で総合司会にも決まっている黒柳さんは、一部で「車イス移動」が報じられるなど健康不安がささやかれたりもしていたが、「車イスには乗ってはいないです。元気に歩いていますよ」と笑顔でうわさを一蹴した。
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黒柳さんは寝る前に、ジャイアント馬場さん直伝のスクワットを欠かさずやるなど、健康管理や体力キープにも余念はないようで、「舞台は100歳まで、できればやりたいと思う」とにっこり。また結婚もまだあきらめていないといい「あきらめなければどうにかなる。横に誰かがいて『夕日がきれいだね』なんていいなって思っているんです」と話していた。一方で、紅白本番に向けては「どんなことするか決まってない。紅組でもない白組でもない司会、私はアナウンサーでもないのでちょっと心配」と本心をのぞかせていた。
同賞は、「ゆうもあくらぶ」主催で1959年から一時休止期間をはさみながら毎年表彰しており、今年で44回目を迎えた。今回は、黒柳さんに加え、俳優の北大路欣也さん、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの真中満監督が選ばれ、表彰式に出席した。