女優でタレントの黒柳徹子さんが9日、“その年にユーモアで貢献し、世の中に明るい話題を提供した人”に贈られる「平成27年度ゆうもあ大賞」(ゆうもあくらぶ主催)に選ばれ、東京都内で行われた表彰式に出席した。黒柳さんは「私はユーモアが大好きで、このような賞をいただけて、何よりもうれしい」と喜びを語った。
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黒柳さんは、テレビタレント第1号としての長年の活躍やベストセラーとなった「窓ぎわのトットちゃん」の出版、パンダの保護活動やユニセフ親善大使としての活動などに加え、今年はトーク番組「徹子の部屋」の放送1万回突破や文化功労賞受賞といった功績が評価された。賞状やトロフィーに加え、理事長を務める大村崑さんから「金の耳かき」を贈られると、黒柳さんはその場で箱を開けて中身を確認し、「わー! 純金です」とはしゃぎ、「金のものをいただくのは初めてです」と笑顔を見せた。
同賞は、「ゆうもあくらぶ」が一時休止期間をはさみながら1959年から毎年表彰しており、今年で44回目。今回は、黒柳さんに加え、俳優の北大路欣也さん、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの真中満監督が選ばれ、表彰式に出席した。
北大路さんは、映画やドラマで見せる大物俳優としての演技と、ソフトバンクモバイルの人気CM「白戸家」シリーズのお父さん犬「カイ君」の声との“ギャップ”が評価された。真中監督は就任1年目でチームをセ・リーグ優勝へと導いたほか、10月のドラフト会議では外れくじを引いたにもかかわらず思わずガッツポーズをしてしまったおちゃめなキャラクターを認められての受賞となった。