「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン」のファントム役や「レ・ミゼラブル」ジャン・バルジャン役で知られるミュージカル界のスター、ラミン・カリムルーさんがこのほど初の日本公演のために来日し、取材に応じた。
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ラミンさんは、日本初のソロコンサート「ラミン・カリムルー in コンサート」を、17日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催。公演では、オリジナル曲を含め、「オペラ座の怪人」や「レ・ミゼラブル」のミュージカルナンバーなど名曲の数々を披露する。
コンサートについて「セットリストは、日々、バンドと練習をする中で決めているので、まだ変わっています」と話し、「バイオリンとチェロでさまざまなアレンジを試しながら、という方法をとっています。会場では、ファンのみんなが一つの部屋にいるようなリラックスしたムードで楽しんでもらいたい。メンバーにもスーツは着なくていいと伝えた。すごく大きな会場でもすぐ一体になれるはず。自由に楽しんでほしい」とメッセージを送った。
また、ラミンさんの代表曲「Til I hear you sing」を久しぶりに披露することについて、 「役に入り込んで曲を歌うのが好きだが、役が終わってしまうとその曲を歌うことが楽しめなくなってしまう。そんな楽しんでいない自分をファンに見せることはできないので、これまで歌ってこなかったのです」と明かし、「今までこの曲をフルオーケストラで歌ってきたことしかなく、フルオーケストラではすごく素晴らしい曲だが、バンドでやるには物足りなさを感じていた。ただ今回、チェロとピアノで演奏してみたらとても美しかったので、セットリストに入れることを決意しました」と経緯を語った。
また、日本のファンについて「海外の小さな小屋で公演するときも見にきてくれて、いつもとても支えられている。そんな感謝の気持ちもあって、今回日本のファンが好きな歌を歌います。 実は、今回のコンサートを終えたあと、少し休みをとろうと思っているので当分、日本には戻れない予定です。それもやろうと思った理由の一つです」と話していた。「ラミン・カリムルー in コンサート」は17日午後7時に開演。