アニメジャパン:16年は子供向け「ファミリーアニメフェスタ」が独立

発表された「アニメジャパン2016」のビジュアル
1 / 1
発表された「アニメジャパン2016」のビジュアル

 国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン)2016」と子供向けのアニメイベント「ファミリーアニメフェスタ2016」が、2016年3月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で同時開催されることが分かった。これまでアニメジャパンでは、子供向けのコーナーを用意してきたが、16年はファミリーアニメフェスタが独立したイベントとして東京ビッグサイトの東展示棟の東6ホールの一部で開催される。

ウナギノボリ

 ファミリーアニメフェスタは、専用の入り口が用意されるなどゾーニング(区分)が図られ、ベビーカー置き場や授乳室が設置される。「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」「プリパラ」などの作品のブースが出展され、着ぐるみのショーやクイズ大会が開催される。また、アニメ制作を学べる「キッズワークショップコーナー」や「ファミリーフードパーク」も用意される。小学生以下と保護者のみが入場でき、入場無料。

 17日、東京都内でアニメジャパン2016の会見が開かれ、ファミリーアニメフェスタを担当する小学館集英社プロダクションの根岸智也さんは「ゆくゆくはアニメジャパンに来てくれるような子供に安全にイベントを楽しんでいただくことがコンセプト」と説明した。

 アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」に分裂していた両イベントが、再集結して14年から開催されている。昨年は3日間で約12万人が来場した。

 アニメジャパン2016は過去最高となる161の企業と団体(17日現在)が参加する予定で、これまでと同様に東京都は参加しないという。16年3月26、27日に開催。同25、26日はビジネスデーとなる。当日券は中学生以上が2000円で、小学生以下は無料。前売り券(1600円)が18日に発売される。 

アニメ 最新記事