マンガ新連載:「おそ松さん」 アニメで人気爆発の六つ子がオリジナルストーリーで活躍

マンガ「おそ松さん」のイラスト=集英社提供
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マンガ「おそ松さん」のイラスト=集英社提供

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。シタラマサコさんのマンガ「おそ松さん」が、15日発売の月刊マンガ誌「YOU」2月号で始まった。アニメ版とは異なるオリジナルストーリーで展開。今号は一気に2話が掲載された。

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 「おそ松さん」は、1962年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された故・赤塚不二夫さんの「おそ松くん」を基にした作品で、おそ松ら六つ子が成長してトラブルを巻き起こす姿が描かれる。2015年10月から放送されているテレビアニメは、櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優を並べたキャスティングに加え、強烈なパロディー色を打ち出した作風が人気を博している。

 第1話は、20歳を超えた無職の息子6人がそろって母におやつをせがみ、あまりの情けなさにキレた母から「そこのバカニート共並べ」と説教されるシーンから始まる。

 ◇集英社 月刊YOU編集部 薮春彦

 自身の連載作「ギャルジャポン」では強烈な個性を持ちつつも、どこか現実にいそうなクセのあるキャラを描いていたシタラさんが、六つ子を描くのを見てみたい!ということで今回シタラさんにマンガ化をお願いしました。その後、アニメの放送が始まり、反響も日に日に大きくなっていく中でプレッシャーもあったでしょうが、アニメ「おそ松さん」の世界観・キャラクターの魅力を大事にしつつ、シタラさんのギャグマンガ力が存分に発揮された楽しいネームができたのではないかと思います。

 マンガ「おそ松さん」の第1話はマンガ「おそ松くん」の第1話から着想を得ているネタです。アニメ、原作マンガとあわせて、マンガ版「おそ松さん」も楽しんでいただけるとうれしいです。

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