思い出のマーニー:ジブリ作品がアカデミー賞候補に

「思い出のマーニー」のビジュアル(C)2014 GNDHDDTK
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「思い出のマーニー」のビジュアル(C)2014 GNDHDDTK

 スタジオジブリの劇場版アニメ「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)が「第88回アカデミー賞」の長編アニメーション映画部門にノミネートされたことが分かった。スタジオジブリの作品がアカデミー賞にノミネートされるのは「風立ちぬ」(宮崎駿監督)、「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)に続き、3年連続。2月28日(現地時間)に米ハリウッドで行われる授賞式で発表される。

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 米林監督は「大変光栄に思っています。この作品を選んでくださった方々や関わってくれたすべてのスタッフに感謝します。たくさんの人たちに楽しんで見てもらえるような作品を、これからも作っていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。

 「思い出のマーニー」は、ジョーン・G・ロビンソンさんが1960年代に発表した英国児童文学が原作。海辺の村で過ごす少女・杏奈が、誰も住んでいないといわれている“湿地屋敷”で青い窓に閉じ込められた金髪の少女マーニーと出会い、2人はある秘密を分かち合う……というストーリー。14年7月19日に全国461スクリーンで公開され、興行収入は約35億3000万円を記録した。

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