SMAP:香取慎吾「王様のブランチ」生出演も普段と変わらぬ表情

 解散危機が報じられている国民的人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが16日、TBS系の情報番組「王様のブランチ」(TBS系)に生出演。香取さんは13日に報道されてから初めての生放送番組への出演だったが、騒動について特に触れることはなかった。

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 香取さんは17日にスタートする同局系の連続ドラマ「家族ノカタチ」に主演するため今回番組に出演。登場した当初は少し硬い表情で、ともに登場した共演者の上野樹里さんや風吹ジュンさんらとのVTR振りがそろわず、西田敏行さんから「おいおい、大丈夫か?」と心配される場面もあったが、結婚せずに独身を楽しむ主人公に対して「こだわりがあり、きちょうめんなところが似ている」と共感を寄せるなど、時折笑顔も見られた。最近インタビューなどで結婚について聞かれることが多いといい、「人生で一番結婚を考えていますね」とコメントするなどで場を和ませ、約15分間の出演では普段と変わらぬ様子だった。

 今回の騒動は、13日にSMAPの育ての親といわれる女性マネジャーがジャニーズ事務所の子会社の取締役を辞任し、2月には同事務所を退社する予定とし、これに伴ってメンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取さんの4人が退社の意思を固め、木村拓哉さんのみが事務所に残ることを決めたと一部で報道されたことに端を発している。同日、ジャニーズ事務所はファクスで「このたび、一部報道機関により、SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネジャーの取締役辞任等に関する報道がなされました」とし、「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできませんので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます」としている。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している人気グループ。

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