NEWS加藤シゲアキ:原作の映画化に感慨 「ホタルノヒカリ」ひうらさとると“原作者トーク”も

映画「ピンクとグレー」のトークイベントに登場したひうらさとるさん
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映画「ピンクとグレー」のトークイベントに登場したひうらさとるさん

 人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが18日、東京都内で行われた自身の小説デビュー作が原作の映画「ピンクとグレー」(行定勲監督、公開中)のトークイベントに登場した。加藤さんは、映画化されたことについて「今は映画になったことがすごいことだなと単純に思います。たくさんの方が見ているんだなと思うと、なんか不思議ですよね」と感慨深げにいい、「書いているときは暗い部屋で暗い話を書いていて。まさかそれが5年後にこうなるとは思ってなかったので、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

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 イベントには、加藤さん、「ホタルノヒカリ」などで知られるマンガ家のひうらさとるさん、行定監督が出席。「見た人と語り合いたい」などと映画に称賛のコメントを寄せているひうらさんは、映画を見て原作に興味を持ち読んでみたといい、「デビュー作なので初めはちょっとぎこちないんですけど、だんだん筆が乗ってくる感じが分かって。書く喜びにあふれている感じが読んでて(分かった)」と原作の感想をコメント。続けて「(村上龍さんの小説の)『コインロッカー・ベイビーズ』みたいな感じがする。そういう勢いを感じました」と表現すると、加藤さんが「いやいや……勘弁してください」と恐縮する場面もあった。

 トークは、作品を生み出すきっかけの話にも広がり、ひうらさんは「ホタルノヒカリ」が生み出されたきっかけについて「みんなで話しているときに、『最近の子って恋愛がめんどくさそうだよね』と。少女マンガではその時代は(そういう設定は)あり得なかったから、書いてみようかと」とエピソードを披露。加藤さんは「(アイデアが)降ってくるというとかっこよすぎますよね、なんかあるんですよ」と苦笑交じりに明かした。

 映画は、加藤さんの小説デビュー作「ピンクとグレー」(角川書店)が原作。「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さんが主演を務めている。人気スター・白木蓮吾(中島さん)の突然の死で、蓮吾の幼いころからの親友で第一発見者の河田大貴(菅田将暉さん)は6通の遺書を手にする。遺書に導かれるようにスターの地位を手に入れた大貴が、迷い苦しみながらたどり着いた蓮吾の死の真実とは……というストーリー。中島さんは同作が映画初出演。 

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