疾風の勇人:「所得倍増計画」の池田勇人を描く政治マンガ モーニングで連載へ

大和田秀樹さんのマンガ「疾風の勇人」が告知された「週刊モーニング」8号の告知ページ=講談社提供
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大和田秀樹さんのマンガ「疾風の勇人」が告知された「週刊モーニング」8号の告知ページ=講談社提供

 「機動戦士ガンダムさん」や「ムダヅモ無き改革」で人気のマンガ家、大和田秀樹さんが、「所得倍増計画」を打ち出して日本の高度経済成長を実現させた首相・池田勇人(はやと)を主人公にしたマンガ「疾風の勇人」の連載を始めることが21日、明らかになった。28日発売の「週刊モーニング」9号からスタートする。

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 池田勇人は1899年生まれ。京都帝国大(現・京都大)を卒業後に大蔵省(現・財務省)へ入省。病に苦しめられながらも官僚として活躍し、1949年に政治家に転身。第3次吉田茂内閣で大蔵大臣(現・財務大臣)として手腕を振るった。失言がありながらも要職を歴任し、1960年に首相に就任。国民の所得の総額を10年間で2倍にするという政策「所得倍増計画」を打ち出し、実現させたことでも知られている。

 21日発売のモーニング8号では、「針路、所得倍増。驀進(ばくしん)せよ、戦後日本!」のキャッチフレーズと、「政治家・池田勇人を軸に戦後史を描く、いまだかつてない政治大河ドラマ!!」という作品の説明が掲載されている。

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