キングダム:山手線ジャックで車内マンガ展 複製原画や未公開資料も

「キングダム」のイラスト (C)原泰久/集英社
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「キングダム」のイラスト (C)原泰久/集英社

 テレビアニメ化もされた原泰久さんの人気作「キングダム」のマンガ展「山手線キングダム展」が、東京・JR山手線の1編成(全11両)を丸ごとジャックして、2月1~15日に開催されることが明らかになった。車体にキャラクターが描かれ、車内広告には複製原画やネーム、未公開資料を展示するなど電車内がすべて「キングダム」一色になる。

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 作品の連載10周年を迎えた企画で、奇数号車では連載の前半5年、偶数号車では連載後半5年と分ける。プロトタイプ(試作)だった幻のネーム第1話を公開したり、作品の名シーンを作者・原さんの手で解説したり、連載前に描いた主人公・信の未公開カラーイラストも展示する。また、電車の運行状況が分かる特設サイトも期間中の午前10時~午後10時に公開する。

 「キングダム」は、2006年から週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中のマンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、秦軍に所属して天下の大将軍を目指す青年「信」の活躍や、後に「始皇帝」の名で知られるようになる秦王・政、「奇貨居くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)など英雄たちのドラマを描いている。コミックスは1~41巻で2200万部を発行、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している。

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