マンガ新連載:「〆のグルメ」 “極道めし”作者が今度は〆の一食にこだわる

土山しげるさんのマンガ「〆のグルメ」の扉絵=双葉社提供
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土山しげるさんのマンガ「〆のグルメ」の扉絵=双葉社提供

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。「極道めし」などで人気の土山しげるさんのマンガ「〆(しめ)のグルメ」が、2日発売の「漫画アクション」(双葉社)4号で始まった。

ウナギノボリ

 第1話「ちょい足し」では、38歳の出版社社員・篠原香が、仕事として文芸大賞の受賞パーティーに向かうのだが、気の重そうな顔をしていた。篠原は、売れっ子作家から連載を取るよう上司からハッパをかけられていた……というストーリーだ。

 ◇双葉社 漫画アクション編集部 渋谷祐介さん

 土山さんは還暦を過ぎていながら、お酒を飲むときは2~3軒ハシゴは当たり前。深夜2~3時にお店を出ても、「じゃあ、〆にラーメン食べましょうか」というぐらい、パワフルなお方です。そんな土山さんと、新宿でありながら場末感たっぷりの大衆居酒屋でお話をしている時に生まれた企画が、「〆のグルメ」です。

 酒好きの方ならば必ず経験したことのある飲んだあとの“空腹”。そのとき、どこで、何を、誰と、どんなふうに食べるか。土山さんの経験と日々の取材をフルに生かし、食べたくなるような〆の一食を毎回こだわって描いて行きます。「野武士のグルメ」「荒野のグルメ」に続いて、グルメ3部作の〆を飾る作品になると勝手に思っています(笑い)。「ちょっと一杯ぐらい」の気軽な気持ちで読んでみてください!

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