累計600万部突破のベストセラーシリーズ「図書館戦争」の2015年公開の劇場版最新作「図書館戦争 THE LAST MISSION」(佐藤信介監督)のブルーレイディスク(BD)とDVDが3月25日にリリースされる。BDのプレミアムボックスに特典映像として収録されるビジュアルコメンタリーの収録が先日行われ、12日に28歳の誕生日を迎えた榮倉奈々さんを祝うサプライズで、バースデーケーキと花束が同席した主演の岡田准一さんや佐藤監督らから贈られた。
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ビジュアルコメンタリーは岡田さん、榮倉さん、佐藤監督の3人が収録に参加。今作の新企画として一般から募集した質問に答えるコーナーも加わった。岡田さんは「クランクインは(14年の)クリスマスの夜。いきなり市街地のアクションシーン撮影でした。榮倉さんとの久しぶりの共演初日は夜道のシーンで、監督が側でニヤニヤしてうれしそうでした。再会したばかりなのに、榮倉さんと2人きりで、いきなり手をつなぐシーン。しかも衣装が制服ではなく私服だったこともあり、照れくさかったです」と語っている。佐藤監督は「真っ暗な中、照明弾のあかりだけで堂上(岡田さん)と郁(榮倉さん)、小牧(田中圭さん)と手塚(福士蒼汰さん)が話をするというシーンが一番撮りたかったんです。榮倉さんの手の演技には注目です。泣き顔や笑顔を手で隠すシーンは、榮倉さんのアドリブ。天才だと思いました」と絶賛した。
榮倉さんは「撮影で、全国北から南まで回りました。“タスクフォース”は男子の世界というイメージがあって、1作目の時は遠慮がありましたが、2作目はすんなり輪の中に入っていけました。食堂のシーンでは、(榮倉さんが演じる笠原)郁らしくご飯を山盛りにしてもらったり、役作りについてはいろいろ提案しました。映画を見た方が気づいてくれてうれしかったです。できる限り体を鍛えて撮影に臨んだので、戦闘シーンでもだいぶ体が動いたと思います」とコメントしている。
映画「図書館戦争」は、有川浩さんが執筆した、シリーズ累計発行部数600万部を超す「図書館戦争」シリーズに基づいている。元号が「昭和」から「正化」に変わった近未来の日本で、国家による思想検閲やメディア規制が横行する中、検閲に対抗し、「本を読む自由」を守る「関東図書隊」隊員たちの活躍を描く。前作は、図書隊に憧れて入隊した榮倉奈々さん演じる笠原郁が、岡田准一さん演じる鬼教官・堂上篤の指導の下で、「図書特殊部隊」(ライブラリータスクフォース)の一員として成長する姿を描いていた。「図書館戦争 THE LAST MISSION」はその1年後という設定で進んでいる。昨年10月に公開され、累計興行収入は18億円を記録している。
「図書館戦争 THE LAST MISSION プレミアムBOX」は8800円(税抜き、以下同)、スタンダードエディションは初回限定版がサウンドトラックCD付きでBDが4500円、DVDは3500円。
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