アイドルグループ「SKE48」の元メンバーで女優の松井玲奈さんが、6月から上演される故・つかこうへいさん作の舞台「新・幕末純情伝」で、主人公の沖田総司役に抜てきされたことが分かった。松井さんが舞台で主演するのは、グループを卒業後、初めて。つかさんのプロデューサーを務め、今回の演出を担当する岡村俊一さんは、起用の理由を「見た目のかれんさとは裏腹に、内面に潜む女優としての狂気に期待している」と語っている。
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「幕末純情伝」は、1989年8月に初演され、「幕末純情伝」「新・幕末純情伝」として、繰り返し上演されてきた、つかさんの代表作の一つ。幕末の京都を舞台に、新選組の沖田総司が実は女だったという設定で描かれる。
沖田総司役はこれまで、藤谷美和子さん、広末涼子さん、石原さとみさん、鈴木杏さん、桐谷美玲さんらが演じ、松井さんは9代目となる。
今回はつかさんの七回忌特別公演として、岡村さんの演出で、天王洲銀河劇場(東京都品川区)で6月23日~7月3日に上演。また紀伊國屋ホール(東京都新宿区)で同月6~17日、梅田芸術劇場(大阪市北区)のメインホールで同月22~24日に上演される。