ハリウッドザコシショウ:R-1初優勝で喜び爆発 「やればできる」「成長できた」

「R-1ぐらんぷり」の14代目王者に輝き、喜びを爆発させたハリウッドザコシショウさん
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「R-1ぐらんぷり」の14代目王者に輝き、喜びを爆発させたハリウッドザコシショウさん

 ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2016」で14代目の王者に輝いたハリウッドザコシショウさんが6日、東京・台場のフジテレビで優勝決定後に会見した。ハリウッドザコシショウさんは「優勝できるとはこれっぽっちも思ってなかったので、めちゃくちゃ、スーパー超バカクソうれしいです! こんなうれしいことない」「やったよ~! バイトやめられるよ~!」と喜びを爆発させた。

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 黒パンツ一丁で“やり尽くされたものまね”や“誇張し過ぎたものまね”を披露する芸で初優勝を決めたハリウッドザコシショウさん。優勝賞金500万円のほか、副賞で冠特番の出演権も贈られ、やってみたいロケは「怒られるのか受け入れられるのか。木村拓哉さんと、森進一さんと、長渕剛さんの前で(ものまね披露)」と明かして笑わせた。

 1974年2月13日生まれ。静岡県出身の42歳。SMA所属の芸歴24年目で、同期にはケンドーコバヤシさんや陣内智則さん、お笑いコンビ「中川家」など売れっ子芸人がおり、「すべて売れちゃってるので、早く自慢してやりたい」と笑みがこぼれた。

 勝因については「(限られた)時間の中でどれくらい笑いを取れるかということがコンテストは大事。僕はものまねが得意なんで、分かるような時事的なものからコアなものまでたくさん入れた」と自己分析し、「今日のやつは100%受けるネタだった」と胸を張った。

 さらに「去年は白ブリーフで出て3回戦で落とされたから、汚らしいのかなと思った。メディア対応で黒パンにしたのも勝因」と笑みを浮かべ、「せっかくなんで(優勝賞金で)黒パンを2兆枚買いましょうか」と舌も滑らかだった。

 「こういう芸風だからR-1取れないと昔は思ってたんですけど、今回突破できたので、芸人として成長できたんじゃないかな。ましてや1位を取れるとは。やればできるな、というのを教えてくれました」と喜びをかみしめていた。

「R-1ぐらんぷり」は、優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さ日本一を競うお笑いコンテストで02年にスタート。14回目となる今回は過去最多の3786人がエントリーし、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」が司会、関根勤さん、間寛平さん、清水ミチコさん、ヒロミさん、板尾創路さんが審査員を務めた。

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