天海祐希:アフレコで“NG連発”を告白 「初めてなぐらい」

「名探偵コナン」の劇場版第20弾「名探偵コナン 純黒の悪夢」の公開アフレコイベントに登場した天海祐希さん(左)
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「名探偵コナン」の劇場版第20弾「名探偵コナン 純黒の悪夢」の公開アフレコイベントに登場した天海祐希さん(左)

 女優の天海祐希さんが16日、東京都内で行われた人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第20弾「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」(静野孔文監督)の公開アフレコイベントに登場した。主人公・コナンの宿敵の黒ずくめの組織の一員である“謎の女性”を演じる天海さんは、収録について「『アッ』とか『エッ』とか『ウッ』とか、そういう音が多かったんですね」と振り返り、「映像(作品)で初めてなぐらい、ものすごい(数の)NG出しました。とても難しいなあと思った」と苦笑交じりに苦労を告白した。

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 続けて天海さんは、「(ドラマなどの演技は)表情と体と声で表現するじゃないですか。でも(アニメは)絵ができていて、声をあてるとなると、自分で思っている以上に色を出さないと、絵と並ばない。それはすごく難しかったです」と女優ならではの感想を吐露。それでも、「黒ずくめの組織の1人として参加させていただけたこと、本当にうれしく思っています。コナンくんと共演できたこと、幸せです」と満足げに語った。イベントには天海さん、MCでお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さん、コナンの着ぐるみ、医学博士の米山公啓さんが出席。イベントでは、“謎の女性”が作中で記憶を失っているという設定にちなみ、天海さんに対して“脳診断”が実施される場面も。脳年齢が23歳と診断された天海さんは「すごい!」と喜んでいた。

 「名探偵コナン」は、青山剛昌さんが1994年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中で、小学生探偵のコナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガ。96年にテレビアニメがスタートし、97年からは劇場版アニメも製作されている。今回の劇場版アニメは、黒ずくめの組織、FBI、公安、コナンの4者入り乱れた“頂上決戦”が展開され、天海さんが黒ずくめの組織の一員である“謎の女性”の声優を務める。黒ずくめの組織のメンバーにゲスト声優が起用されるのは、劇場版の20年の歴史の中で初めて。映画は4月16日から公開。

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