満島ひかり：劇場版ワンピースでアニメ声優初挑戦　Folder5以来の“再共演”

　人気マンガ「ONE PIECE（ワンピース）」の劇場版アニメ第13作「ONE PIECE FILM GOLD」（7月23日公開）で、女優の満島ひかりさんがアニメ声優に初挑戦することが29日、分かった。満島さんはかつて女性アイドルグループ「Folder5（フォルダーファイブ）」のメンバーとしてテレビアニメ版のオープニング曲を担当しており、「ワンピースの声優の皆さんとは、舞台あいさつやイベントで共演しています。役者をやるようになって、物語の中を共に生きる時が来るだなんて！　予感していなかった再共演にわくわくしています」と喜びを語っている。

ウナギノボリ

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　「ワンピース」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する姿を描いたマンガ。1997年から「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載され、99年からテレビアニメが放送されており、コミックスの累計発行部数は3億2000万部以上を誇る。

　映画は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロを舞台に、ルフィたちの前に現れたその国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロの野望が動き出し、新世界の勢力図が塗り替えられようとする……というストーリー。

　満島さんが演じるのは、グラン・テゾーロの謎の歌姫・カリーナで「尾田（栄一郎）さんから届いたキャラクターは、うれしいことに超ナイスバディーでキュートな女の子です。麦わらの一味のパワーに乗っかって、くるくる表情豊かな声を放っちゃいたいです。少しでも、声の才能が開花しますようにと神頼み中です」と話している。満島さんは劇中でコーラスも披露するという。

　また、俳優の濱田岳さん、北大路欣也さん、女優の菜々緒さんも声優として出演する。濱田さんはすべてをすり抜けることができる“ヌケヌケの実”の能力者・タナカさん、北大路さんは街でルフィたちが出会う“伝説のギャンブラー”レイズ・マックス、菜々緒さんは触れた相手の運気を下げることができる“ラキラキの実”の能力者・バカラを演じる。

　ワンピース好きとして知られる濱田さんは「今回、子供たちから大人までが夢を託し、思いをはせる、あの世界に自分が参加できることを、とても幸せに思い、責任を感じております」とコメント。北大路さんも「『劇場版 トリコ 美食神の超食宝』以来の声優の仕事です。ワクワクしております。オリジナルキャラクター初登場。楽しみに策を練っております」と語っており、菜々緒さんは「最近、よく『実写化があったらハンコックをやってほしい』と言われます。何らかの形でワンピースに携われないかなーと思っていたので、張り切って頑張りたいと思います！」と意気込んでいる。