お笑いコンビ「メイプル超合金」が25日、東京都内で行われた映画「サウスポー」（アントワーン・フークア監督）の公開記念イベントに登場した。昨年末の「M－1グランプリ」で決勝で注目され、現在ブレーク中の2人。カズレーザーさんは「去年僕ら年収0円でしたから。たまたま年末にM－1あっただけ。今は正直、金腐るほど有る。（先月は給料）32万（円）もらいましたから」と語ったものの、「一発屋のレールに乗っかっています。ファンレターに『こんなに芸人にはまったのは、ダンディさんとスギちゃん以来です』って書いてあった」と“一発屋”への危機感を明かした。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
イベントにはメイプル超合金のほか、“一発屋芸人”の「髭男爵」、テルさん、ゴー☆ジャスさんが出席。カズレーザーさんは一発屋への危機感を明かしながらも、「一発も何もこれといった武器を持たずに、（テレビに）出ちゃってますからね」と手応えはない様子で、髭男爵の山田ルイ53世さんは「いつも同じ衣装を着ているのは危険信号。目が慣れてきちゃう」と警告。「呪いの衣装といいましょうか、一度着ると脱げなくなる。初期段階でいろいろ変えていった方がいいかも」とアドバイスしていた。
「サウスポー」は、ジェイク・ギレンホールさん主演のボクシング映画。全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが家族との絆を取り戻すため、過去の自分に別れを告げ、再びリングへ上がり、復活をかけて闘う感動の物語で、イベントでは一発のパンチを武器にのし上がった主人公にちなんで、人気上昇中のメイプル超合金と“一発屋芸人”のヒゲ男爵らが一発ギャグとパンチングマシーンで対決し、同映画の宣伝隊長を奪い合った。映画は6月3日公開。
