永井豪:「批評家大賞」アニメ部門大賞に感慨 「ようやく認められたのかな」

「第25回日本映画批評家大賞」アニメ部門の授賞式の様子
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「第25回日本映画批評家大賞」アニメ部門の授賞式の様子

 「第25回日本映画批評家大賞」アニメ部門の授賞式が25日、東京都内で開催され、マンガ家の永井豪さんが同部門の大賞にあたるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を受賞。「本当にこんな名誉ある賞をいただきまして感激です。これをまた次の作品につなげていきたいと思います」と喜びを語った。

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 永井さんは「アニメーションに関わって45年。マンガ家デビューしてから来年で60年。アニメーションは右も左も分からなかったけれど、とにかく企画書を書き上げ、キャラクターを山のようにたくさん描いた。マンガとアニメーションを同時進行で行っていたので、死ぬような思いを毎日のようにしていました」と振り返り、「そんな自分がようやく認められたのかなと思います」としみじみ語っていた。

 「日本映画批評家大賞」は、故・水野晴郎さんを発起人として1991年にスタートした映画評論家が選ぶ映画賞。アニメ部門では、最優秀声優賞で「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」のジバニャン役の小桜エツコさん、「ドラゴンボール 復活の『F』」のフリーザ役の中尾隆聖さんが受賞。新人声優賞で「ガールズ&パンツァー劇場版」の渕上舞さん、「心が叫びたがってるんだ。」の水瀬いのりさんが選ばれた。

 また、サンクチュアリ作品賞を「ガールズ&パンツァー劇場版」、ファミリー作品賞を「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、監督賞を「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」の橋本昌和監督、作品賞を「バケモノの子」が受賞。功労賞には友永和秀さん、内田健二さん、渡辺宙明さんが選出された。

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