ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
大ヒットRPGシリーズのPS4、XboxOne向け最新作「ファイナルファンタジー(FF)15」(スクウェア・エニックス、9月30日発売予定)のヒロイン、ルナフレーナ・ノックス・フルーレ(ルーナ)役の声を「ハピネスチャージプリキュア!」のキュアハニー役を務めた若手声優の北川里奈さんが務めることが31日、発表された。デビュー2年目で世界的な話題作のヒロイン役を射止めた北川さんに話を聞いた。
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北川さんは2013年にテレビアニメ「ガッチャマンクラウズ」で声優デビュー。翌年には人気アニメ「ハピネスチャージプリキュア!」のメインキャラクターの一人、キュアハニー役を務めて話題を呼んだ若手声優だ。
そんな北川さんが「FF15」で演じるヒロインのルーナは、神と直接言葉を交わし、世界の浄化を担う「神凪(かんなぎ)」の巫女(みこ)。子供のころ主人公のノクティスと共に過ごしたことがあり、ノクティスがルーナとの結婚式に臨むため王都を旅立つという物語のきっかけにも関わっているキーパーソンだ。
約2年前に、北川さんの声が、ヒロインの声優を探すために、さまざまな作品をチェックしていた同作の田畑端ディレクターの目に留まり、サンプルボイスを送ったのが抜てきのきっかけ。その後、ミーティングを経て起用が決まった。ところが、最初に「ファイナルファンタジーの新作」とだけ聞かされていた北川さんは、ナンバリングタイトルである「FF15」のヒロイン役という実感があまり沸かなかったという。「とてもうれしかったんですけど、注目されている作品ですし、大変なことだという不安が大きくて……」と振り返る。
収録は1年半もの長期間にわたって何度となく行われた。北川さんは、ルーナが自身より年上のキャラクターということもあり、当初は落ち着いた高貴なイメージの完璧な女性だと考えていたという。しかし、スタッフからの「完璧すぎないでほしい」というアドバイスもあって、ルーナの気丈に振る舞う姿や、「神凪」であることへの葛藤が見えてきた。「普通の女の子でいたい気持ちがあるんだなって。だんだんルーナが近づいてきてくれたし、私も近づいていけた気がします」と話す。
長い収録期間は、ルーナへの愛着とともに、北川さんの声優としての意識も変えていったという。それまでは、自分のキャラクターへの愛情のあまり、ついつい美化してしまうことが多かったという北川さんだったが、「一歩引いた視点からキャラクターを見ることが大事だってことをルーナから教わったんです」と話す。「これまでのヒロインとはちょっと違う側面があるかも」とルーナの魅力を語る北川さん。そんな新たなヒロインの姿を楽しみに待ちたい。
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