落語家の春風亭昇太さんが2日、東京・銀座の新橋演舞場で3日に初日を迎える熱海五郎一座の舞台「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」の公開リハーサルに登場。桂歌丸さんの跡を継ぎ、国民的演芸番組「笑点」(日本テレビ系)の6代目司会となった昇太さんは、初めて司会を務めた5月29日の番組が、今世紀最高となる平均視聴率28.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことについて、共演の三宅裕司さんから「他の人が司会だったら、こんなに(数字が)上がらないよ」と“ヨイショ”されると、「そうですかね~」と言いつつうれしそうな笑顔を浮かべた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
29日の番組は生放送で、司会となった昇太さんに代わって落語家の林家三平さんが大喜利コーナーの新レギュラーとして加入したほか、今夏に放送されるチャリティー番組「24時間テレビ39 愛は地球を救う」(日本テレビ系)のチャリティーマラソンに林家たい平さんが挑戦することも発表された。
昇太さんは「生放送だったので、時間に収めないといけないのが大変だったんですが、途中から大丈夫だなって、リラックスできた」と自身の司会ぶりを振り返り、笑顔。前任の歌丸さんが「少し硬かったんじゃないか」と心配していたことをリポーターから教えられると、「歌丸師匠のやきもちなんじゃないんですか?」と冗談を飛ばし、「だとしても戻ってきてほしい」とカムバックを期待していた。
「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、三宅さんが座長を務める熱海五郎一座による新橋演舞場シリーズの第3弾。観光業界を舞台に繰り広げられる歌ありダンスありの爆笑エンターテインメントで、老舗高級旅館「ふじみ楼」に住み込み希望の女性がやってきて仲居として採用されるが、彼女の素性は謎だらけで……という内容。昇太さんはふじみ楼の女将・保梨伊代を演じ、同所で27日まで上演される。
この日は、お笑いコンビ「Take2」の東貴博さん、深沢邦之さん、お笑いトリオ「コント赤信号」の渡辺正行さんとラサール石井さん、女優の松下由樹さん、笹本玲奈さんも出席した。