たまごっち:シリーズ最新作「Tamagotchi m!x」を7月発売 “遺伝子”引き継ぐ新機能でパターン数千万

「たまごっち」シリーズの最新作「Tamagotchi m!x(たまごっち みくす)」の「Melody m!x ver.」(左)と「Spacy m!x ver.」
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「たまごっち」シリーズの最新作「Tamagotchi m!x(たまごっち みくす)」の「Melody m!x ver.」(左)と「Spacy m!x ver.」

 今年11月に生誕20周年を迎える携帯型育成ゲーム「たまごっち」シリーズの最新作「Tamagotchi m!x(たまごっち みくす)」が9日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2016」(日本玩具協会主催)のバンダイの発表会でお披露目された。親の遺伝子を引き継いだたまごっちが生まれる機能が特徴で、7月16日から発売される。

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 「Tamagotchi m!x」は15年7月に発売された「TAMAGOTCHI 4U+(たまごっち フォーユープラス)」に続く最新機種。今作は、プレー中に出会ういろいろなたまごっちと仲良くなり、結婚させることで親の遺伝子を引き継いだたまごっちが生まれることが特徴。代を重ねて遺伝子を引き継いでいくことでさまざまな見た目になるほか、育て方によって異なるキャラクターに成長する。育つキャラクターは数千万パターンあるという。友達の「Tamagotchi m!x」や、玩具店に設置される筐体(きょうたい)「Tamagotchi m!x Station」との赤外線通信でたまごっち同士を結びつけ、新たなたまごっちを生ませることも可能。

 「Tamagotchi m!x」は、プレー中に登場する限定キャラクターが異なる「Melody m!x ver.」と「Spacy m!x ver.」の2種類で、幅約6.8センチ、高さ約5.6センチ、奥行き約2.9センチ。全国の玩具店や百貨店、ネット通販などで販売される。

 たまごっちは1996年11月に発売された卵型の携帯型育成ゲーム。96年の販売開始から約2年半で全世界で累計約4000万個を販売し、社会現象になるほどのブームとなった。2004年には赤外線通信が可能になった「かえってきた!たまごっちプラス」として復活。これまでにシリーズ累計約8100万個を販売している。

 発表会には、お笑いコンビ「パンクブーブー」も登場した。「東京おもちゃショー2016」は、10日までは関係者向けの商談見本市で、11、12日は一般向けに公開される。入場無料。4日間で16万人以上の来場を見込んでいる。 

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