人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんが16日、名古屋市内の音楽専門学校で行われた主演映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(宮藤官九郎監督、25日公開)のPRイベントにサプライズゲストとして登場。トークショーの後に行われた学生たちのライブに飛び入りし、同作の主題歌のロックナンバーを拳を突き上げながら熱唱して、学生たちを大興奮させた。長瀬さんがライブに出演する予定はなく、歌い終わった長瀬さんは「かっこよかったから歌いたくなって、がまんできなくなっちゃった」とニヤリ。突然の飛び入りに関係者からも驚きの声が上がっていた。
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この日のイベントは、音楽専門学校「名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校」(同市中区)で、同作の脚本も手がけた宮藤監督が、音楽業界や俳優を目指す同校の学生に向けて音楽観や芝居観などを語るトークショーという形式で開催。約120人の学生が集まった。
長瀬さんは、トークショーの終盤にフランク・ザッパの黒Tシャツに黒いパンツ、黒いリストバンド、赤いスニーカーというロックファッションで登場。長瀬さんの登場を知らなかった学生たちは驚きの声を上げ、宮藤監督とのトークに聴き入った。さらにトークショー後、男女の学生7人によるバンドが、劇中で長瀬さん演じる赤鬼・キラーKが歌う主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」を歌うと、長瀬さんと宮藤監督は大喜び。曲の後半に長瀬さんがマイクを持って飛び入りし、感激した表情のボーカルと肩を組むなどして熱唱した。
同曲は宮藤監督が作詞し、元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のボーカルのKYONOさんが作曲したロックナンバー。宮藤監督は「ちゃんと再現されている。“地獄に落ちる”と思うよ!」と最大級の賛辞を送っていた。
映画は、修学旅行中に事故で地獄へ落ちてしまった普通の高校生・大助(神木隆之介さん)が、地獄農業高校の軽音部顧問でロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を率いる赤鬼・キラーK(長瀬さん)と出会い、高校のクラスメートに告白したい一心でキラーKの特訓を受けて“生還”を目指し奮闘する……というストーリー。尾野真千子さん、森川葵さん、桐谷健太さん、清野菜名さんらも出演。またドラマーのシシド・カフカさん、ベーシストの清さんのほか、Charさん、木村充揮さん、マーティー・フリードマンさん、ROLLYさんらミュージシャンが多数出演している。
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