ジブリの大博覧会:入場料を異例の値下げ 鈴木Pの鶴の一声で

「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」の入場料値下げに関する鈴木敏夫プロデューサーのコメント
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「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」の入場料値下げに関する鈴木敏夫プロデューサーのコメント

 7月7日から六本木ヒルズ展望台(東京都港区)で開催されるスタジオジブリの企画展「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」の入場料が500円値下げされることが23日、明らかになった。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「たくさんのお客様に見てもらいたいと思っていた。しかし、入場料が2300円だということがとても気になった」といい、「入場料を映画と同じにできないか。主催者や関係者には多大な迷惑を掛けたが、そのご理解をいただいた」と値下げに踏み切った。値下げにあたり、鈴木プロデューサーの「わがままでごめんなさい」などというコメントと、「¥1800だ!!」と怒る鈴木プロデューサーを描いた宮崎吾朗監督のイラストが公開された。

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 入場料は一般が1800円、高校・大学生が1200円、4歳~中学生が600円、65歳以上が1500円になる。値下げに伴い、既に各種前売り券を購入した人に500円を返金する。返金は会場のチケットカウンターで当日入館券に引き換える際に行う。

 同展は「風の谷のナウシカ」から「レッドタートル」までのジブリ作品の未公開の資料、企画書、ポスターやチラシなどを展示、また、最新作「レッドタートル」に関する展示「レッドタートルある島の物語展」などを実施。ジブリ作品のイメージの一つである「空への憧れ」を表現した特別企画「スタジオジブリ空とぶ飛行機展」なども開催される。開場時間は午前10時~午後10時。9月11日まで。

 ◇鈴木敏夫Pのコメント(原文のまま)

我が儘でごめんなさい。

この展覧会がいよいよ東京にやってくる。

沢山のお客様に見てもらいたいと思っていた。

しかし、入場料が2,300円だということがとても気になった。

開幕直前のある日、ジブリのプロデューサー青木と話した。

入場料を映画と同じにできないか。

主催者や関係者には多大な迷惑を掛けたが、そのご理解を頂いた。

多くの人に見て頂きたい。その一心で、入場料を1,800円に!

スタジオジブリの汗と涙の30年間を、是非見てください。

スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫

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