今年で66年目を迎えた「東京湾納涼船」でショーやダンスを披露する「ゆかたダンサーズ2016」の川島有希さん、菅原琴奈さん、小澤麻里恵さんが23日、「まんたんウェブ」編集部を訪れた。メンバーはゴールドの帯に、黄、紺、赤を基調とした新作の浴衣姿で来社し、川島さんは「(新しい浴衣は)ショータイム用のステージ衣装です」といい「納涼船で、私たちとステキな夏の思い出を作りましょう」とポーズを決めながらPRした。
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浴衣への思い入れについて菅原さんは「京都で浴衣や着物を着て、散策をするのが好き」と話し、小澤さんは「最近、着る機会が減ってしまったのですが、地元のお祭りにおばあちゃんと着て遊びに行ったりした思い出があります」とにっこり。
「東京湾納涼船」は、大型客船で東京湾をクルージングする夏期限定の納涼船。東海汽船が運航しており、美しい夜景とさまざまなフードメニューや音楽、ダンスショーなどが楽しめる。今年は7月1日~10月10日の102日間運行される。
ゆかたダンサーズは一般公募で選出され、今年は応募総数113人の中から川島さんらを含む9人が選ばれた。2年連続で選ばれた川島さんは「去年はなんとなく受けてしまったのですが、1年を通じてやってみて、今年はぜひ受けたいと思ってオーディションに挑みました」と笑顔。知り合いがゆかたダンサーズとして活躍していたのがきっかけで受けたという菅原さんは「クルージングとダンスが好きで受けました。(選ばれて)すごくうれしかったです」と話し、小澤さんもスタジオの先輩がゆかたダンサーズで踊っていたのを目の当たりにし、「船の上でげたをはいて踊っている姿を見て刺激を受けました」と目を輝かせる。
ダンスパフォーマンスは、ショータイム15分と乗船者と一緒に踊りを楽しむ30分があり、川島さんは「浴衣に合ったダンスをしっかりと踊りたい」と意気込んでおり、菅原さんは「ダンスで間近のお客さんを楽しませたい」、小澤さんは「お客さんと大合唱したり、一体化して盛り上げたい」と、それぞれ満面の笑みを見せた。
「東京湾納涼船」は全日予約制。料金は、乗船料とフリードリンク代を含み、大人2600円、中・高校生1050円、小学生550円。浴衣姿で乗船すると割り引きされるサービスもある。