君の名は。:新海誠監督最新作が世界初上映 5分のスタンディングオベーション

「君の名は。」のワールドプレミアの様子(C)2016「君の名は。」製作委員会
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「君の名は。」のワールドプレミアの様子(C)2016「君の名は。」製作委員会

 「秒速5センチメートル」(2007年公開)などで知られる新海誠監督の劇場版アニメ「君の名は。」のワールドプレミアが3日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催中のアニメイベント「Anime Expo 2016」で行われた。イベントには、新海監督が登場し、「3年間かけて全身全霊で作りました。4日前に完成したばかりの作品です。皆さんが世界で最初に見るお客さんです」と話し、エンドロールが流れると約3400人のファンから5分を超えるスタンディングオベーションが起こった。

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 今作が米国でも上映される新海監督は「上映中に、こんなにいろいろな場面で、笑ってくれて、泣いてくれて、拍手をしてくれるなんて、想像もしていなかったです。何年間も待ってくれているファンがいることを実感できて感動しました」と語った。

 「君の名は。」は、新海監督の約3年ぶりの新作で、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。神木隆之介さんが主人公・瀧、上白石萌音さんがヒロイン・三葉の声優を務めるほか、女優の長澤まさみさんや市原悦子さんも声を担当する。

 「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などの田中将賀さんがキャラクターデザイン、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの安藤雅司さんが作画監督を担当する。8月26日公開予定。

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