八代亜紀:「ファインディング・ドリー」声優は本人役 初登場シーンの映像公開

「ファインディング・ドリー」のアフレコに挑む八代亜紀さん(C)2016 Disney/Pixar.All Rights Reserved.
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「ファインディング・ドリー」のアフレコに挑む八代亜紀さん(C)2016 Disney/Pixar.All Rights Reserved.

 歌手の八代亜紀さんが、ディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「ファインディング・ニモ」の続編となる「ファインディング・ドリー」(アンドリュー・スタントン監督、16日公開)の日本語吹き替え版で担当した役が本人役であることが5日、明らかになった。主人公のドリーが迷い込む海洋生物研究所の館内アナウンスを担当する役で、「こんにちは。八代亜紀です」と話すシュールな初登場シーンの映像も公開された。

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 映像は、女優の室井滋さんが吹き替え声優を務めるドリーが、海の中で迷子になっていると、「こんにちは。八代亜紀です」という声が聞こえ、ドリーが「八代さん? 助けてもらえない? 八代亜紀さんどこ?」と語りかける……という場面が映し出されている。同役の吹き替え声優は、公開される各国の大物有名人が本人役で担当しており、字幕版では映画「エイリアン」シリーズなどのハリウッド女優シガニー・ウィーバーさんが務めている。

 八代さんは「アニメーションで八代亜紀役の出演は初めてでした。『八代さん!』とドリーが言うセリフにはびっくりしましたね」といい、「八代亜紀の“声”のまま淡々とした感じでと言われたんです。歌ではずっと抑揚をつけるということを何十年もしていますから、抑揚がいらないと言われてとても難しかったですね」と苦労を明かしている。八代さんは同作がアニメ声優初挑戦作で、日本語版エンドソングも担当している。

 「ファインディング・ニモ」は、人間に捕まったカクレクマノミのニモを救出しようとするニモの父親のマーリンとナンヨウハギのドリーの冒険を描いた作品で2003年に公開された。「ファインディング・ドリー」は、その1年後を描いた続編で、 忘れんぼうのドリーが、ただ一つ忘れられなかった“家族との思い出”を突然思い出し、友達のニモらと冒険に出る……というストーリー。

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