野沢雅子:生涯現役宣言 目標は「182歳」

劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」の公開アフレコ収録に登場した野沢雅子さん
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劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」の公開アフレコ収録に登場した野沢雅子さん

 声優の野沢雅子さんが20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」の公開アフレコ収録に登場。同作の日本語吹き替え版で33年ぶりに主人公・マーヤの親友のウィリー役の声を務めている野沢さんは、12日に82歳で亡くなったと報じられたタレントの大橋巨泉さんについて「がっかりですよね、だんだん(大御所が)少なくなっちゃうじゃないですか。永さん(永六輔さん)の後でしょ」と顔を曇らせつつコメント。自身は周囲に長生きを宣言しているといい、目標を聞かれると「182(歳)です。ずっと現役でいるつもりです」と具体的な数字を掲げて元気よく語った。

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 野沢さんは、「(大橋さんが司会の)クイズダービーに出たことあるんですよ。そのときぐらいで、個人的なお付き合いはないです」と大橋さんとの関係を告白。数回にわたってがんを発症した大橋さんの姿について「同じような病の人は、勇気持てたんじゃないかしら。ああいうふうに生きるというのは、とってもいいことだなと思った」と語った。アフレコ収録には野沢さん、春名風花さん、スギちゃん、ダンディ坂野さんが出席した。

 同作は、ミツバチのマーヤが外の世界でさまざまなことを経験しながら、成長していくストーリーで、ワルデマル・ボンゼルスの児童文学「みつばちマーヤの冒険」(1912年)が原作。日本では、75年に初めてアニメ化された。その後、82年に続編「新みつばちマーヤの冒険」が制作された。世界ではヨーロッパを中心に人気を集め、2012年にはベルギーのスタジオ100が短編3DCGアニメを制作している。

 今回の劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」(アレックス・ステイダーマン監督)は、14年にドイツなどで製作。教育係の言うことを聞かず、騒動を起こしてばかりのマーヤは、勝手に外の世界に飛び出してしまう。草原で出会ったバッタのフィリップからこの世の素晴らしさを教わり、もっと冒険したいと思うが、巣に戻されてしまう。そして女官長によって、お仕置きの牢屋に入れられてしまい……というストーリー。主人公・マーヤの声を春名さん、親友のウィリー役を野沢さん、女王付きの従者・クロウリー役を落合福嗣さん、フィリップ役を小林祐介さん、スズメバチのスティング役を柿原徹也さんが務める。9月3日公開。

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