シン・ゴジラ:庵野監督の日本版が初登場首位 ハリウッド版上回る好スタート

映画「シン・ゴジラ」のワンシーン (C)2016 TOHO CO.,LTD.
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映画「シン・ゴジラ」のワンシーン (C)2016 TOHO CO.,LTD.

 7月29日に公開された怪獣映画「ゴジラ」の新作「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督・脚本、樋口真嗣監督・特技監督)が、7月30、31日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場首位を獲得したことが1日、分かった。土日2日間で動員41万2302人、興行収入6億2461万700円を記録。2014年7月に公開されたハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の土日2日間の記録(動員33万9048人、興収5億0844万9700円)を上回る好スタートを切った。

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 映画は、人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野さんが脚本・編集と総監督、「進撃の巨人」の樋口さんが監督を務めた。新たなゴジラの体長は118.5メートルで、これまで最大とされたハリウッド版「GODZILLA」(2014年、ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルを10メートル上回るサイズとなる。長谷川博己さん、竹野内豊さん、石原さとみさんのほか高良健吾さん、ピエール瀧さん、大杉漣さん、柄本明さんら総勢300人以上のキャストが出演し、ゴジラ役を野村萬斎さんがモーションキャプチャーで務めていることも話題になっている。

 また、動員ランキングの2位は、公開3週目のディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「ファインディング・ニモ」の続編となる「ファインディング・ドリー」(アンドリュー・スタントン監督)、3位には公開2週目の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM GOLD」がランクインした。

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