ラサール石井:8年ぶり「こち亀」収録で声に不安 「練習したけど自信ない」

テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の会見に登場した(左から)置鮎龍太郎さん、神谷明さん、ラサール石井さん、森尾由美さん、草尾毅さん、森田成一さん
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テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の会見に登場した(左から)置鮎龍太郎さん、神谷明さん、ラサール石井さん、森尾由美さん、草尾毅さん、森田成一さん

 タレントのラサール石井さんが13日、東京都内で行われたテレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(フジテレビ)の会見に出席。約8年ぶりの新作で、主人公・両津勘吉の声を再び務める石井さんは「めっちゃうれしかった。半ば諦めていたので」と喜び、久しぶりに演じた感想を聞かれると、「ヘトヘトです。かき氷を食べた後みたいに脳がキーンとして大変だった。よくこんなの毎週やっていたなと」とぼやいて笑いを誘った。

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 来月上演の舞台にも出演する石井さんは、先日行われた同舞台のイベントで、「(両津勘吉の)声が心配。下手になったと言われる」と不安を明かしていたが、この日も“声”について質問が飛び、「練習していたけど、今日も自信がなく、最初、録って聞かせてもらったりして、周りの方に『大丈夫?』って聞いて、皆さんが『大丈夫』って言うので、まあ大丈夫かな。オンエアの時にツイッターでいろいろと騒がれる可能性がある」とまだ不安そうで、「(以前より)ちょっと声が高くなる。それで、やっているうちにだんだん思い出してきた」と振り返っていた。

 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、東京の下町を舞台に、並外れた体力を持ち、人情味あふれる警察官の両津勘吉が巻き起こす騒動を描いた秋本治さんのギャグマンガで、1976年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている長寿作品。テレビアニメシリーズは1996~2004年に放送され、その後は不定期で特別番組が放送されている。新作テレビアニメが制作されるのは08年放送の特別番組「こちら葛飾区亀有公園前派出所 目指せ!亀有スーパースター!! 両津式アイドルへの道」以来、約8年ぶり。

 今回のアニメは原作連載40周年記念として放送。バイトですしを出前中の両津が、誘拐犯に襲われているアッタカイーノ王国の王女サブリナを救い、誘拐未遂事件は、やがて下町全体を巻き込み、追いつ追われつの国際的大騒動にエスカレートする……というストーリーで、ゲスト声優として竹内順子さんや神谷明さん、草尾毅さん、置鮎龍太郎さん、森田成一さんが出演する。フジテレビで9月18日午前9~10時に放送。

 この日の会見には、秋本麗子役の森尾由美さん、神谷さん、草尾さん、置鮎さん、森田さんも出席。今回、“こち亀”チームに参加した感想を聞かれた神谷さんは「これだけ長い間やっている番組ということでチームワークのよさにとても感動した。それと同時に始まってみたら何の違和感もなく受け入れてもらえたのですごくうれしかった」と語っていた。

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