こち亀:舞台版が明日開幕 主演のラサール石井は「花添えるつもりで…」

舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で主人公・両津勘吉を演じるラサール石井さん
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舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で主人公・両津勘吉を演じるラサール石井さん

 タレントのラサール石井さんが主演を務め、AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都渋谷区)で9日から上演される舞台「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」のゲネプロが8日、報道陣に公開された。けいこ期間中の今月3日に原作者の秋本治さん自ら約40年にわたるマンガ連載を終えることを発表したことについて、石井さんは「驚きました」と明かしつつ、「我々も花を添えるつもりで明日から頑張りたいと思います」と気を引き締めていた。

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 主役の両津勘吉役を務める石井さんは「やるだけのことはやりました。かなり面白くなっています。一秒も飽きることのない、どこを切っても楽しめる、金太郎飴のような作品に仕上がりました」と自信をのぞかせると、「大笑いして泣いて胸がキュンとなって熱くなって、とにかく五感がすべてハイになるミュージカルです。お楽しみください」とメッセージを送った。

 「こち亀」は、東京の下町を舞台に、並外れた体力を持ち、人情味あふれる警察官・両津が巻き起こす騒動を描いたギャグマンガ。1976年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている長寿作で、テレビアニメ化されたほか、人気グループ「SMAP」の香取慎吾さん主演でドラマ化、実写映画化もされた。

 舞台版は「こち亀」が2016年に連載開始40周年を迎えることを記念した企画の一環で、テレビアニメ版で両津の声優を務めた石井さんが舞台でも主演を務め、脚本、演出も担当する。舞台は1999年に初演され、今回は10年ぶり5度目。イケメン特殊捜査部隊「SOT」などオリジナルキャラクターも登場する。

 舞台は9~19日にAiiA 2.5 Theater Tokyo、23~25日にサンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で上演される。

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