中村ゆりか&生駒里奈:リベンジドラマ「社内処刑人」でW主演&初共演 ハラスメントが横行する会社で事件相次ぐ 正義の味方? それとも悪女?

連続ドラマ「社内処刑人~彼女は敵を消していく~」でダブル主演を務める中村ゆりかさん(左)と生駒里奈さん=カンテレ提供
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連続ドラマ「社内処刑人~彼女は敵を消していく~」でダブル主演を務める中村ゆりかさん(左)と生駒里奈さん=カンテレ提供

 俳優の中村ゆりかさんと、アイドルグループ「乃木坂46」元メンバーで俳優の生駒里奈さんが、4月18日から放送されるカンテレの連続ドラマ「社内処刑人~彼女は敵を消していく~」(関西ローカル、木曜深夜0時25分)でダブル主演を務めることが明らかになった。中村さんと生駒さんが共演するのは初めて。併せてティザー映像も公開された。

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 「社内処刑人」は、カンテレが動画配信サービス「DMM TV」とコラボした“リベンジ”ドラマ企画の第2弾。「DMM TV」でも配信される。原作は、マンガ誌「ストーリーな女たち ブラック」(ぶんか社)で連載中の、原作・タナカトモさん、マンガ・つかさき有さんによる同名マンガ。派遣社員にハラスメントをした社員が粛正されるなど、不審な事件が相次ぐオフィスを舞台にした復讐(ふくしゅう)エンターテインメントドラマだ。

 生駒さんは地味で内向的な派遣社員の浅見ほのか役、中村さんは後輩の派遣社員で“謎の美女”深瀬のぞみ役をそれぞれ演じる。

 派遣社員の浅見ほのか(生駒さん)は、ハラスメントが横行する社内で仕事を押し付けられたり、トラブルのぬれぎぬを着せられたりしながらも「この仕事にしがみつくしかない」と耐える日々を送っていた。そこに新たに入社した派遣社員の深瀬のぞみ(中村さん)が現れる。仕事ができて美しいのぞみは先輩社員から目をつけられるが、ほのかと急接近し、深く共鳴する。のぞみと親しくなったことで、ほのかは徐々に毎日を楽しいと感じられるようになっていく。そんな中、ほのかにハラスメントを働いていた先輩社員が、 ある事件によって突然の退職に追い込まれ、社内は騒然となる。のぞみの入社をキッカケに次々と不審な事件が起きて……と展開する。

 中村さんは、出演決定について「私が独立してから初めてオファーを受けたドラマのお仕事なので、新しい気持ちとともに、この作品に巡り合えて良かった、という光栄な思いで引き受けました。『社内処刑人』というタイトルから『~彼女は敵を消していく~』というサブタイトルまで、なんだか怖い感じですごくインパクトがあって、ドロドロしたお話なのかなと思いながら読んだら本当にそうだったのですけれど(笑い) 、展開がスピーディーで、繰り広げられるストーリーが気になって楽しみながら読みました」と笑顔で語る。

 演じる深瀬のぞみの役作りについて聞くと、「のぞみは視聴者の方からはどういう人なのか読み取りづらい、というところを大事にしたいと思っています。一見気さくに接してくれるけれど、どこか裏があるんじゃないかと思ってしまう、その微妙な表現ができるように、“ミステリアスさ”を意識してのぞみを演じていきたいです」と意気込んだ。

 生駒さんについては、「初めてお互いに役に入る本読みの時に生駒さんのお芝居を見て “もうこれはほのかだ!”と思いました。その日の終わり際にたまたま同じエレベーターになって、帰り道は途中まで一緒にお話させていただいたのですが、すごく安心して作品に臨めそうだなと思いました。今後一緒にお芝居していくのが楽しみです!」と顔をほころばせた。

  見どころについて「ストーリーが進んでいくごとに展開がドロドロしたところも含めてどんどん増していって、“次は何が起こるんだろう?”という期待や楽しみが募っていく作品になっていると思います。放送を楽しみながら見届けていってほしいです!」と呼びかけた。

 一方、生駒さんは、中村さんについて「私の方が年上なのですが、ルックス的にゆりかちゃんの方が大人っぽく見えると思います。お互い人見知りで、20代後半という女性が体の機能的にも人生のことを考えなければならない年齢で、似たような考え方を持っていて。初めて顔合わせをした日、本読みの後に駅まで2人で一緒に帰って“この年齢ってそういうこと考えるよね、 役者やってるとそれ思うよね” と話をしたんです」とエピソードを披露。その上で「 撮影していく中で、のぞみとほのかのように仲良くなっていけたらと思っています!」と語った。

 今回演じるほのかと自身の共通点は、「ほのかと見た目はちょっと似てるかも、と思いましたが、私は自分ではないものになることが“役になる”ことだと思っているので、似てない部分があって当たり前だと思います。なので演技を見て私と似ていると感じる部分を見つけてもらえたらうれしいですし、視聴者の方にとってもほのかと自分が一番似ていると思える部分がきっとあると思いますので、そう思ってもらえるよう、ほのかの人物像を演じられたらと思います」と語った。

 最後に視聴者に向けて「自分から物事を進めていくタイプではない、というほのかのような方はたくさんいらっしゃると思います。みなさんが大変なとき“自分はこんな性格だから”とあきらめるのではなく、ちょっとやり方を変えるだけでこんなにも世界が変わるんだ、と思うきっかけにこのドラマがなればと思います。私たちは本当に理不尽ばかりな世の仕組みの中で生きていますが、ドラマを通してスカッとしてもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。

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