モデルでタレントのラブリさんが、初めての写真詩集「愛は愛に愛で愛を」(宝島社、1400円・税抜き)を発売した。10代の頃から言葉を書くことが自然だったというラブリさんが「私の存在そのもので、私の心そのもの」という同作品や、休日の過ごし方、美容法について聞いた。
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同作品の中にある詩は「産みの苦しみは全くないです。ただ感じたものを書いている。考えもしますけれど、あんまり意識しないですね」というラブリさん。同作品のタイトルは「(撮影の)前日に、寝る前に浮かんできた」といい、「いきなり、浮かんでくることが多いんですよ、それをメモしてふくらますことが多い」と明かす。
タイトルを含め、同書に何度も登場する言葉は「愛」。「愛」は、ラブリさんの根底にあるといい「常に愛を持って人と接する、ベースにそういう感情がある。誰一人として決めつけずに接せられるように意識して気をつけています」と語った。
モデルの仕事や創作活動など、多忙な毎日を送る中、休日は「(前日は)夜遅くまで起きていて、目覚ましをかけずに寝て、朝ゆっくり起きる。洗濯や掃除とかをして、お昼は好きな物を食べて……」と、ごく普通。「頑張りすぎず、気合いも入れず」と常に自然体だ。
美容と健康のための習慣は「朝からホット青汁を飲んで、フルーツを取って、お昼ごはんは自由。夜は炭水化物を取らない」とシンプルなルール。「溶岩浴とか酵素浴に行って、汗を定期的に出しています。最近、ハマっているのはモロッコの美容法のハマム浴。ヨモギ蒸しのような感じで、ヘッドマッサージをされるのが好き」と笑顔で明かした。
そして「(秘けつは)無理しない、ですね。食べるのも、みんなとお酒を飲むのも好き」といい、自分へのごほうびは「ピザを食べたり、フライドポテトを食べたり、普段しないことをします。テンションが上がりますね。冷凍庫の中にアイスクリームも入っています!」とちゃめっ気たっぷりに語った。
ラブリさんは、現在26歳。10年後の自分の姿を思い描いてもらうと「楽しくなっていたらいいなと思いますけれど、今の延長線上で、そのときも何か探しているんじゃないかな。自分は何をやればいいのか、そのときも考えながら成長しているんじゃないかと思います」とにっこり。結婚は「36歳なら、していたいんですけれど、別にどっちでもいいです。楽しければ。30代が一番楽しいと思うので、今はその準備」と笑顔を見せた。
未来の自分は「キレイよりかっこよくなりたい」というラブリさん。60代、70代になっても輝き続ける秘けつは何だと思うかと聞くと「見た目じゃないですね。絶対」ときっぱり。「その人の雰囲気とか、感じた経験とか、その人がどんな正しい選択をしたかという感じですかね。経験によって、その人に強さとか自信が付いて、それが雰囲気になる。だから、大人の女性って美しいと思う」といい、「ぶれていない人、誰に対しても優しい人になりたいですね」と憧れの女性像を語った。
<プロフィル>
らぶり。1989年11月27日生まれ。愛媛県出身。モデルやタレントとしてさまざまな雑誌やCM、テレビ番組で活躍。女性ファッション誌「JJ」(光文社)では、2012年12月発売号から15年11月発売号まで専属モデルを務めた。15年2月にはスタイルブック「LOVE」(同)を発売。自身の世界観をつづった詩や写真、絵画の発表を行うなど、活動の場を広げており、「愛は愛に愛で愛を」(宝島社)は、初の写真詩集となった。
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