君の名は。:累計興収100億円を突破 宮崎駿作品以外の日本アニメで初の大台

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会

 劇場版アニメ「秒速5センチメートル」(2007年)などを手がけた新海誠監督の約3年ぶりの新作「君の名は。」の累計興行収入が、公開から28日(22日付)で100億円を突破したことが23日、明らかになった。日本のアニメが100億円を突破したのは、宮崎駿監督の「風立ちぬ」(2013年)以来で、宮崎監督の作品以外では初めて。観客動員も770万人を突破している。

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 同作は、8月26日の公開から4週連続で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で1位を獲得。19日時点で累計動員数は約698万人、興行収入は約91億円を記録しており、大台突破が目前に迫っていた。

 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公の瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石萌音さんが演じており、ほかに長澤まさみさん、谷花音さん、市原悦子さんらも声優として出演している。 

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