注目アニメ紹介:「ドリフターズ」島津豊久・信長VS.ジャンヌ・ダルク…英雄たちの異世界“国盗り”物語

「ドリフターズ」のビジュアル(C)平野耕太・少年画報社/DRIFTERS製作委員会
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「ドリフターズ」のビジュアル(C)平野耕太・少年画報社/DRIFTERS製作委員会

 島津豊久と織田信長、ジャンヌ・ダルク、土方歳三ら古今東西の歴史上の英雄たちが異世界で繰り広げる壮大な戦いを描いたアニメ「ドリフターズ」が7日、スタートする。バンパイアとハンターのバトルを描いた「HELLSING(ヘルシング)」の平野耕太さんのマンガを原作に、英雄たちの異世界での「国盗り」物語が展開する。

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 「ドリフターズ」は、「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)で連載中のマンガが原作。西暦1600年、関ケ原の戦いで、薩摩の武将・島津豊久は壮絶な撤退戦の後、ひとり山中をさまよい、無数の扉のある不思議な部屋にたどり着き、謎の男「紫」によって、石の扉の向こうにある世界へ送り込まれる。そこは、オルテと呼ばれる国家が支配する人間と人ならざる者たちが暮らす異世界だった。

 豊久は、先にこの世界に来ていた「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる信長と那須与一と出会う。一方、自ら災厄と名乗る黒王は、土方やジャンヌら「廃棄物(エンズ)」とともに、亜人の軍を率いて人類絶滅を目指していた。豊久は、武士(さぶらい)の本能のまま、古代ローマ時代の天才用兵家ハンニバルやスキピオ、第二次世界大戦のエースパイロット・菅野直、そして西部時代のガンマンたちと、人類の命運をかけた戦いに乗り出していく。

 アニメ「HELLSING」の鈴木健一監督、倉田英之さんと黒田洋介さんが脚本を担当。「彼女がフラグをおられたら」などの「フッズエンタテインメント(HOODS DRIFTERS STUDIO名義)」が制作する。「甘々と稲妻」の中村悠一さんが島津豊久を演じるほか、信長役に内田直哉さん、与一役に斎賀みつきさん、ほかに鈴木達央さん、小野大輔さん、櫻井孝宏さん、高木渉さんらも出演する。放送はTOKYO MX、とちぎテレビほか。

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