モデルで女優の菜々緒さんが8日に国立代々木競技場第1体育館(東京都渋谷区)で開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward(ガールズアワード) 2016 AUTUMN/WINTER by マイナビ」に出演し、イベントの合間に取材に応じた。連続ドラマ「ファースト・クラス」の川島レミ絵役や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の橘カラ役といった悪女を演じてきた菜々緒さんは「悪女が定着するとは思ってもいませんでした。予想外」と笑い、「皆さんに楽しんでもらえるというのは、すごくうれしいことです。今後も悪女を頑張りたい」と語った。
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また抜群のスタイルをキープする方法について聞くと「筋トレです。スクワットや腹筋など、なるべく道具を使わないようにしています。自分のコンディションを大切にしていて、回数や時間を決めないようにしています。『これ以上は無理だな』『もう効いてるな』って思ったらやめます」といい、「うまくサボりながらやるのが、長く続けるコツだと思います」と冗談めかして語った。
プライベートでのファッションは「オールブラックのコーデが多いですね。ワンピースとか、つなぎっぽいデザインのものとかをよく着ています」という菜々緒さん。今年の秋冬で注目しているアイテムは「トラッキー。悪趣味です」と笑い、「柄ものに柄ものを合わせるとか、チェックのアイテムにチェックを足すとか。同じ柄を組み合わせるのがトレンドなので取り入れてみようと思っています」と笑顔を見せた。
女優としては来年1月から放送されるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、大河ドラマ初出演を果たす。「初めて出演させていただくので、新しい役柄への挑戦、新しい環境になるので、プレッシャーと緊張があります」と心境を話し、「楽しみにされている方がたくさんいるので、とにかく頑張りたいです」とにっこり。
また映画「土竜の唄 香港狂騒曲」(三池崇史監督、12月23日公開)にはチャイニーズマフィア役で出演。「こちらは、絶賛、悪女です! 中国のヒットマンの役で、初めて鞭(むち)を使いました」と不敵な笑みを見せながら、「悪女というイメージは私の武器ですね。悪女はこれからも続けていきます。とはいえ、私のいろいろな一面を見せていけたらなって思います」とちゃめっ気たっぷりに話した。
ガールズアワードは、2010年5月から毎年2回開かれており、今回で14回目。森星さんのほか、菜々緒さん、中村アンさん、マギーさんといった人気モデルや女優、タレント、アーティストら約210人が出演。約3万1000人が来場した。MCは、高橋みなみさん、「南海キャンディーズ」の山里亮太さん、フジテレビアナウンサーの三田友梨佳さんが務めた。