お笑いコンビ「うしろシティ」の阿諏訪泰義さんが29日、東京都内で初の単独レシピ本「予約の取れないレストラン リストランテasuwa」(ワニブックス、1512円)の発売記念イベントを行った。バラエティー番組「あのニュースで得する人損する人」(日本テレビ系、木曜午後7時)で、どんな料理も食べただけで味を再現する“サイゲン大介”として活躍中の阿諏訪さんは、過去にコンビでレシピ&裁縫本を出版したことがあるが「ガチで料理だけの本は初めて。すごくうれしい」と大喜びした。
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「予約の取れないレストラン リストランテasuwa」は、飲食店で6年間、料理修行をした経験があり、“サイゲン大介”として人気の阿諏訪さんが、たったひと手間の“神コツ”で、家庭料理の味を名店の味にするレシピを紹介する一冊。
イベントには、約100人のファンが集結。阿諏訪さんは「簡単なのでぜひやってほしいのは、肉じゃがに昆布ポン酢を入れる技。味に深みが出るのでオススメです。おしゃれでハードル高そうですけれど、実は簡単なメニューもある」とアピールした。
また、飲食店開業について聞かれると、「出したい気持ち、ありますね。周囲にやってくれってめっちゃ言われるんですよ。できたら面白い。プロデュースとか」と意欲。ライバルの“料理芸人”を聞かれると、お笑いトリオ「ロバート」の馬場裕之さんの名を挙げ、「馬場さんはまねできないものを作る。僕は誰にでも作れるようなものを作っていきたい」と語った。
ただ、今回のレシピ本の中には、なぜかギターを弾く姿など、写真集風の“決めカット”も混ざっており、阿諏訪さんは「本を見た芸人仲間にも『何やってんの?』と突っ込まれた」と苦笑。「速水もこみちさんを意識している?」という質問には「恐れ多い!」と笑ったものの、「(本の出来は)90点。もうちょっと自分の写真があった方がいいかな。他にもいろいろあったんですよ、僕がベッドで拳銃を磨いているのとか。次回はもっとそういうのも入れていきたい」と希望を語っていた。