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新海誠監督:“ポスト宮崎駿”に「過大評価」 同じ方向では追いつけない…

アニメ
「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー 2016」のグランプリに選ばれた新海誠監督

 大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」を手がけた新海誠監督が12日、流行情報誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)が選ぶ「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー 2016」のグランプリに選出され、東京都内で行われた表彰式に出席。表彰式後のトークショーで、観客から「ポスト宮崎駿といわれること」について聞かれると、「宮崎駿さんの名前と並べていただくのは過大評価です」と笑顔で語った。

 さらに「宮崎監督のようにはなれません。後にも先にもあの人しかできない。昨日も『紅の豚』を見ながら、そう感じました」と明かし、「僕もアニメーション監督(という職業)を選んだ以上、作り続けていかないといけない。違うものを目指すしか方法がない。宮崎監督には久石譲さんというコンポーザーがいます。僕はRADWIMPSとやるなど疾走感がある音楽をベースに作るしかない。彼のような偉大な人には同じ方向だったら追いついていけないと思います」と心境を明かした。

 また、新海監督は「国内でここまで(ヒットする)とは思ってもいませんでした。1000万人以上の人が劇場に足を運んでくれたことが感動しました」と話し、映画の内容にちなみ「3年ずれていたらRADWIMPSがアニメーションの楽曲をやらなかったかもしれないし、神木(隆之介)くんも(上白石)萌音ちゃんも声が変わっていたり、出演してもらえなかったかもしれない。本当に幸運なことだと思います」と笑顔。

 さらに、「本来であれば、次の映画のために動き出しているタイミングなのですが、プロモーションなどが続く日々を送っています」と明かし、「まだ白紙状態なのですが、3年後に映画を上映させるためには、年内に企画や脚本を作らないといけないので焦っています。観客が何を望んでいるのだろうとか、この1、2カ月で耳を澄ませて、目を見開いて感じてみたいと思います」と語っていた。

 ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーは、その年に新しいヒットを生んだクリエイターに贈られる賞。新海監督は「君の名は。」が累計興行収入180億円を突破し、邦画歴代4位(11日付け)にランクインするなど大ヒットしていることが評価された。

 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公・瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石萌音さんが演じており、声優として長澤まさみさん、谷花音さん、市原悦子さんらも出演している。

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