女優の広末涼子さんが、歌手の桑田佳祐さんの新曲「悪戯されて」のミュージックビデオ(MV)に出演することが18日、明らかになった。MVは1970年代風のドラマ仕立ての“歌謡サスペンス”ビデオで、広末さんは男女の愛憎渦巻く中、自らの運命を背負っていくクラブのホステス・秀子を演じている。広末さんは「オファーをいただいて、わくわくしました。桑田さんの世界観は、昔から大ファンで大好きなので」とコメントしている。
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MVでは、「悪戯されて」の歌詞を基にしたストーリー仕立てで、昭和の歌謡曲テイスト曲調に合わせ、桑田さんが「(当時を感じさせる)松本清張原作のドラマや映画の予告編のようなビデオにしてみたい」と提案し、“日本を代表する女優”を起用するという方針で、松本清張原作の映画「ゼロの焦点」(2009年)に主演した広末さんが選ばれた。ほかに俳優の阿部翔平さん、浜田晃さんも出演している。
「悪戯されて」は、映画「金メダル男」の主題歌で、WOWOW開局25周年CMソングでもある23日発売のニューシングル「君への手紙」のカップリング曲。広末さんは「『悪戯されて』は“THE 歌謡曲”という感じの曲で、桑田さんの歌っている映像も70年代の世界観を出されていて、歌詞の世界観もなんとも言えない切ない感じでいて、でも客観的にとらえているストーリー性のある歌ということで、とても沁(し)みました」と感想を語っている。
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