味いちもんめ:スペリオールで小包丁とヒノキのまな板を販売 異色の「応募者全員サービス企画」

「鍛造小包丁」と「ヒノキのまな板」を説明した「ビッグコミックスペリオール」のページ
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「鍛造小包丁」と「ヒノキのまな板」を説明した「ビッグコミックスペリオール」のページ

 人気グループ「SMAP」の中居正広さん主演でテレビドラマ化もされた人気マンガ「味いちもんめ」の刻印入り「鍛造(たんぞう)小包丁」(8424円)と、焼き印入りの「ヒノキのまな板」(6156円)が、小学館のマンガ誌「ビッグコミックスペリオール」の創刊30周年企画として、雑誌購入者を対象に販売される。レア商品を実費販売する「応募者全員サービス企画」では、複製原画などが扱われるのが一般的だが、包丁やまな板になるのは珍しい。スペリオールの読者層を考慮して決まったという。

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 小包丁は、長さ23センチ、刃の長さは10.5センチ。「男が持ちたい小包丁」をコンセプトに、土佐打ちの和式刃物の伝統を継承した「豊国」の作品で、芯材には高級鋼「青紙」を用い、一本一本手打ちで仕上げる。刃には主人公・伊橋悟の顔イラストと「味いちもんめ」の刻印が入る。

 まな板は、縦20センチ、横40センチ、厚さ2センチ。高知の名産「四万十ひのき」を使い、3~6カ月かけて天然乾燥させる。油分が豊富で、抗菌、抗カビ効果も高いという。小包丁と同じく、伊橋悟の顔イラストと「味いちもんめ」の焼き印が入る。

 購入には雑誌に付く応募券が必要。初回の締め切りは12月25日で、2017年1月25日から順次、商品を発送するという。

 「味いちもんめ」は、「ビッグコミックスペリオール」で連載されているあべ善太さん原案、倉田よしみさん作画、花形怜さんシナリオのマンガ。板前の伊橋悟がさまざまな壁にぶつかりながらも、持ち前の明るさと前向きな姿勢で成長していくストーリー。神楽坂の料理店の店長を経て、現在は銀座の「紀乃家」で煮方として再度修業している。

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