鈴木誠也選手:“神ってる”言われ続けるのは「ちょっと嫌」? 意外な本音をポロリ

「2016 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」表彰式に登場した鈴木誠也選手
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「2016 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」表彰式に登場した鈴木誠也選手

 プロ野球広島カープ鈴木誠也選手と、福岡ソフトバンクホークスの吉村裕基選手が、「2016 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞し1日、東京都内で行われた表彰式に出席した。鈴木選手は、今年の新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した「神ってる」という言葉が誕生した6月18日の対オリックス戦でのサヨナラ本塁打で受賞となったが、本人は「(神ってると)言われ続けるのが、ちょっと嫌だった……」と意外な本音をもらした。

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 鈴木選手は、前日の試合から2試合連続でサヨナラ本塁打を放っており、日本野球機構(NPB)史上10人目の快挙となった。それを見た緒方孝市監督が「神ってる」と絶賛したことで、流行語となった。鈴木選手は「2日間連続でああいう場面が来ることはないし、本当に神ってた。(緒方監督に)『神ってる』と言ってもらってうれしかった」と笑顔を見せた。その後、ずっと言われ続けたことで「ちょっと嫌だった。まぐれみたいに聞こえるので」と複雑な心境を明かしたが、「どこいっても声をかけられて、ばかにされるのがうれしかった」と緒方監督に感謝していた。

 「2016 スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」は、レギュラーシーズンを通じて、最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手(セ・パ両リーグの各1選手)に、オリジナルトロフィーと賞金200万円が贈られる。イベントは、元AKB48でスカパー!プロ野球PRアンバサダーを務める倉持明日香さんと、同局の鈴木健アナウンサーが司会を務め、鈴木選手と吉村選手のほか、ゲストに元中日で野球評論家の山本昌さんも登場した。

 来シーズンについて、吉村選手は「最後の最後まであきらめない試合を、来年以降も選手一丸となってやっていきたい」とコメント。鈴木選手は「今年は優勝できましたけれど、日本一にはなれなかったので、それは来シーズンにお預けということで、しっかり頑張っていきたい。必死に毎打席、頑張っていきたいと思います」と力を込めた。山本さんは「吉村選手はまだまだ私にしたら若造、私が引退する年まで18年ある。もう一回自分を鍛え直して。長くやるコツは、脚を大事にすることです」とアドバイス。鈴木選手には「おごることなくもっともっと。素晴らしい世代の一人でもありますから、同世代の他ジャンルの選手にも負けないように」とエールを送っていた。

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