2016年のオリコン年間ランキングが24日、発表され、人気グループ「嵐」がアーティスト別トータルセールス部門で首位に輝いた。嵐はシングル、アルバム、ミュージックDVD、ブルーレイなど音楽ソフトの総売上金額が約121億8000万円を記録。同部門での1位は09、10、13、14、15年に続いて歴代最多となる通算6度目で、連続1位記録も4年(13~16年)に更新。中森明菜さんの3年連続(1985~87年)を上回り、歴代単独トップとなった。
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嵐は、10月に発売したアルバム「Are You Happy?」が期間内売り上げ約74万7000枚を記録。昨年の「Japonism」に続いて2年連続年間アルバムランキング(作品別売り上げ枚数)で1位を獲得。同部門通算6度目の1位で、自らが持つアーティスト歴代最多記録を更新した。リーダーの大野智さんは「来年も素晴らしい楽曲を作って、一人でも多くの方に聴いてもらえたらうれしいです。そしてまた年間1位をいただきたいです。本当にありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。
そのほかアイドルグループ「AKB48」が、6月に発売したシングル「翼はいらない」が期間内売り上げ約151万9000枚を記録し、年間シングルランキング1位(作品別売り上げ枚数)を獲得。2010年の「Beginner」以来、7年連続の1位で自らが持つ連続獲得年数の最多記録を更新した。
またAKB48は、2位に「君はメロディー」、3位に「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」、4位に「ハイテンション」がランクイしと、6年連続で同ランキングトップ4を独占。さらに期間内にランクインしたすべてのシングル作品の総売上金額を合計したシングルアーティスト別セールスにおいても、売上額約62億円で6年連続の1位を獲得している。