カプコンの人気アクションゲーム「モンスターハンター(モンハン)」シリーズの世界が体験できるアトラクション「モンスターハンター・ザ・リアル」が12日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で報道陣にお披露目された。幅43メートルの巨大スクリーンに映し出される映像と、音響や水しぶきなどの多彩なエフェクトとの組み合わせでリアルな“狩り”体感ができる狩猟体験型パノラマアトラクションで、13日からスタートするイベント「ユニバーサル・クールジャパン2017」内で一般公開される。
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ゲストは、モンスターの調査を担う書士隊として“狩り”に参加する。ハンターに連れられ飛行船で霊峰の調査に向かうが、道半ばにして、30メートルを超えるモンスター「アマツマガツチ」と「バルファルク」に襲われてしまう……という内容で、撃龍槍という船備え付けの武器を発射し、ハンターを援護しながら、狩りに参加することができる。また、シアターの外にはシリーズで人気の巨大モンスター「キリン」の像が設置されている。
「モンスターハンター」シリーズの辻本良三プロデューサーは「今まで(のモンハンのアトラクション)とはちょっと違う。いつかこういう映像をやりたいと思っていて、いよいよ今回実現できた。USJの映像の再現度は心配していなかった」と自信を見せ、最新作「モンスターハンターダブルクロス」の小嶋慎太郎プロデューサーは「『リアル』という名前にふさわしいばっちりな映像のクオリティー。スタッフがゲームを理解してくれているので、迫力満点。皆さん楽しみに見に来てほしい」と太鼓判を押している。
「ユニバーサル・クールジャパン」は、日本が生み出したマンガ、アニメ、ゲームの世界観を再現するイベントで、15年から開催。今年は、USJと大阪城公園(大阪市中央区)の2会場同時開催で、大阪城ではライブショー「戦国・ザ・リアル at 大坂城」(開催中、3月12日まで)、USJでは「エヴァンゲリオン XRライド」「ゴジラ・ザ・リアル 4-D」「進撃の巨人・ザ・リアル」「名探偵コナン・ザ・エスケープ」「モンスターハンター・ザ・リアル」が体験できる。USJでの同イベントは6月25日まで。「名探偵コナン・ザ・エスケープ」のみ5月28日までの開催となる。