岡田結実：映画初出演で「初歩的なところから」困惑　父の助言は…

　　お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんの長女で、タレントでモデルの岡田結実さんが24日、東京都内で行われた足立梨花さん主演の映画「傷だらけの悪魔」（山岸聖太監督）の完成披露試写会に登場。映画初出演となった岡田さんは「台本を現場に持っていっていいのか、初歩的なところから私は分からなかった」と振り返り、イベント中も終始こわばった表情だった。「手汗かいちゃって迷惑を掛けちゃう……」と緊張のあまりマイクもうまく持てなくなり、周囲の笑いを誘った。

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　岡田さんは「皆さん台本を持っていなかったので、どうしようと思ってリュックに隠したり、いろいろやらかしちゃった」と明かしたが、現場は「皆さん優しかったので、教室が夢の国のように見えました！」と笑顔を見せた。一方、映画出演について、父の反応を聞かれると「特に直接的なこと（アドバイス）はなかったんですが、『俺はドラマに出たことがあるから、大丈夫だろうな？　（オレの経歴を）汚すなよ！』ということを言われた。『まあまあ、大丈夫と思います』と返事をしました」と話した。

　「傷だらけの悪魔」は、マンガアプリ「comico（コミコ）」で連載中の澄川ボルボックスさんの同名マンガが原作。親の都合で田舎の高校に転校してきた葛西舞が、中学時代の同級生でいじめていた小田切詩乃の復讐（ふくしゅう）で、クラスメートイジメの標的にされてしまい……というストーリー。主人公の舞役を足立さん、舞に復讐を誓う詩乃役には、ファッション誌「Seventeen」の専属モデルの江野沢愛美さん、舞をいじめるクラスメート役で、加弥乃さん、岡田さん、陰のあるイケメン男子生徒役で藤田富さんらが出演している。

　イジメの標的になる足立さんは「キャストが発表されたとき『逆だろ！』といろいろ言われましたが、一生懸命演じました。どう思われるか……」とほほ笑んだ。映画初出演の岡田さんについては「結実ちゃんが来てくれるとパッと現場が明るくなった。いないシーンはめっちゃ寂しかった。本当に癒やしだった！」と評し岡田さんを恐縮させていた。2月4日公開。